こんな会社群馬にもあったんだ!東京から群馬にUターンした私の転職ストーリー 

2020年に東京からUターン入社した狩野怜子さん(左)。現在はサクセス部のサクセスサポートチームで活躍しています。新卒で東京の印刷会社へ入社した狩野さんはどんなきっかけで群馬へUターンしたのでしょうか?群馬での就職活動の様子やインターゾーンへの入社の決め手、実際に群馬で働いてみた感想などをご本人にお伺いしました!

──群馬へのUターンへのきっかけを教えてください。

大学卒業後、東京の印刷会社で3年半働き、地元群馬に帰ってきました。Uターンの理由は2つあります。1つめは働いていた会社が大企業に吸収され、カルチャーがガラっと変わってしまったこと。2つめは家族が体調を崩してしまい看病が必要になったことです。

前職の仕事内容に不満はなかったのですが、吸収合併したことにより、それまで自分の裁量で任されていた業務がすべて上司の承認なしでは進まなくなり、人と人とのつながりを大切にしていた風土がとにかく数字を追いかける風土に変わってしまい、息苦しさを感じていました。

そんなときに祖父と祖母が体調を崩し、家族全員で看病をすることになったのですが、東京にいる私はただただ心配することしかできないという状況にもどかしさを感じてUターンを決意しました。

──群馬での転職活動はいかがでしたか?

転職活動をしてみて、求人を出している会社がそもそも少ないということに驚きました。

初めの頃は前職の経験を活かせそうなクリエイティブな会社を探していたのですが、女性はライフステージの変化があるので、長く働ける会社の方がいいなと思うようになりました。

──インターゾーンの求人はどのように見つけたのですか?

転職エージェントに紹介していただきました。自分で求人を探して転職活動をするよりも、紹介してもらったほうが自分に合った会社を見つけられると思ったからです。

──インターゾーンに決めた理由はなんでしょうか?

インターゾーンに決めた理由は、選考で会社を訪れたときに会社の雰囲気の良さを感じたからです。面接時、会議室に案内されるときに社員の方が気さくに挨拶をしてくれたり、社員同士で楽しそうに仕事の話をしていたり、ピリピリした感じが全くありませんでした。

一緒に働くメンバーや職場の雰囲気は私にとってとても大事なポイントなので、面接を受けたときにこの会社で働きたい!と感じました。

また、働いている人が自分と同年代で、20代が主戦力となって会社を動かしている点も決め手となりました。

同じサクセス部のメンバーとランチに行ったときの写真

──狩野さんは現在、どのような業務をされているのでしょうか?

サクセス部は自社サービスを利用していただいているお客様に対して、システムが使いこなせているか、などをフォローさせていただくことがメイン業務のサクセス担当と、クライアントのWEB会議に同席して議事録を取ったり、クライアントとの宿題をサクセス担当の代わりに他部署に依頼したりするサクセスサポートというチームに分かれています。

私は入社当時はサクセス担当として業務をしていたのですが、入社半年が経った頃、サクセスサポートというチームを発足しました。

──新しいチームを作ったんですね!なぜサクセスサポートチームを作ったのでしょうか?

サクセス担当として業務をしていたとき、一人あたりの業務の幅がすごく広いなと感じていました。

サクセス担当は自社で開発しているシステムの設定からクライアントフォロー、営業、納期管理など業務が多岐にわたっています。クライアントフォローのタイミングでアップセルを行うこともあり、新しいサービスを利用いただくことによってクライアントの営業活動がより良くなるのはすごく嬉しいことなのですが、自分の業務はさらに増える。正直アップセルしたくないと思ったこともありました。

以前勤めていた会社では営業担当には事務がついていて、他部署とのやりとりやタスクを処理することで営業は日々の営業活動に専念することができていました。インターゾーンのサクセス担当は営業も事務も一人の担当者が担っている状態だったので、営業と事務を切り分けたらもっとスムーズな仕事ができるのではないかと思ったんです。

また自分自身が仕事をするなかで営業としてではなく、メンバーをサポートする立ち位置の方が性に合っていると思いました。

──サクセスサポートチームができてサクセス部に変化はありましたか?

サクセス担当の1日の業務のうち、クライアントとのWEB会議に使える時間の割合が10%から25%に増えました!

他部署への依頼や議事録のまとめなどの業務をサクセスサポートが担うことでサクセス担当がクライアントのためにより時間を使えるようになったのはとても嬉しいです。

──インターゾーンに入社して1年半が経ちましたが、ギャップを感じる点はありますか?

仕事内容は思っていたよりも覚えることが多く、研修中は壁にぶつかることもたくさんありました。スピード感も早いのでひとり立ちした今もどんどん新しい知識を吸収する必要があり、大変だなと感じることもあります。

けれど、会社の雰囲気や一緒に働くメンバーは選考のときに感じた想像どおりでギャップはほとんど感じたことはありません。

上司がきちんと自分の意見を聞いてくれたり、誰かが困っていたら、部署関係なく助け合ったりする風土がとても気に入っています。こういった雰囲気の中で仕事ができるので、大変でもみんなのために頑張ろう!と思って仕事ができています。

また入社前にライフステージが変わっても本当に変わらず働き続けられるのか不安があったのですが、男性社員が育休を1ヶ月取っていたり、家庭の状況に合わせてリモート出社ができたり、上層部の考えがとても柔軟な点はいいギャップでした。

先日は雪が降ったので当日の朝、リモート出社に変更したのですが、家族に「会社に行かなくていいの!?」と、とてもビックリしていました。

私が働く場所は都会から田舎に変わりましたが、仕事のスピード感や働き方は東京で働いていたときと同じ感覚です。今はプライベートで東京に遊びに行きたいとは思いますが、東京で働き続ければよかったとは一度も思ったことはありません。

チームリーダーのリョウさんと打ち合わせをしている様子(この記事のために打ち合わせ風を撮らせてもらいました)

──最後に今後の目標を教えてください。

サクセスサポートの業務範囲を広げて、よりサクセス担当がクライアントフォローに注力できる環境をつくりたいです。

またサクセスサポートができて半年が経ち、後輩が入ってきました。サクセス担当配属前の新人研修はサクセスサポートが担うことになったので、自分が研修していたときに感じた壁を楽に乗り越えられるように研修プログラムを考えていけたらなと思います。

文・インタビュアー/前澤佳奈


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